玉掛けってどんな作業をするの？
建設現場ではさまざまな車両や重機が動き、作業を行なっています。数ある作業のなかから今回は「玉掛けの作業」について簡単にお話をしたいと思います。
玉掛けは建設現場や工場、倉庫などにおいて、重量のある荷物や資材などをクレーンを用いて持ち上げる際に、クレーンのフックにこれらの荷物や資材などを掛けたり、あるいはフックから重量物を外す作業のことをいいます。
この玉掛け作業を行う際には「玉掛け作業者」という資格が必要となります。
ではなぜこの作業に資格が必要なのかというと、クレーンによって吊り上げられた重量物の運搬や荷下ろし、荷上げは落下する危険のある重要な作業だからです。
工場や建設現場などで重量物のある荷物をクレーンで動かす場面では、重い荷物を安全に荷下ろし、荷上げするためには周囲の安全確保し、荷物にワイヤーなどを取り付け、荷物のバランスを考えながら安全に予定されている場所に荷物を運ぶ必要があります。
この扱う荷物の重量が1トン未満だと玉掛け特別講習が必要となり、重量が1トン以上になると玉掛け技能講習が必要となります。
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